仕事をしていない期間は今後に繋げるためにもスキルアップに努めましょう。
登録後あるいは契約期間終了後にすぐに仕事があるとは限りません。
その間ものんびりすることなく、スキルアップを心がけるべきです。
派遣会社によっては研修を受けられるところもありますので、うまく活用しましょう。
スキルを上げることで、条件のいい仕事、時給アップ、正社員登用などの道がひらけます。
正社員と比べて勉強時間の調整がしやすいという派遣社員のメリットを活かし、資格取得に挑戦してみましょう。
派遣社員の権利は法律で保護されているとはいえ、自分の身は自分で守ることを心がけましょう。
人間関係を円滑に進めるためには、契約以外の業務でも協力する気持ちは重要です。
会社の業務は総てが連続して繋がっていますので、契約している業務に関係する業務を命じられることもあるでしょう。
とはいえ、それはあくまでも一時的に例外であり、範囲を逸脱していたり長期に続いたりする場合は、派遣先か派遣会社に報告して相談しましょう。
契約の範囲を逸脱した過度の残業なども同様です。
もし派遣会社が誠意ある対応をしてくれない場合、その派遣会社は信頼できる会社とはいえませんので、登録先を変えるべきでしょう。
派遣社員が派遣先から評価を受けやすいポイントはどこでしょう?
スキルや能力は当然ですが、そのスキルの中でもヒューマンコミュニケーションスキルは評価を受けやすい傾向があります。
また、スキルと同等、あるいはそれ以上にビジネスマナーが評価されやすいと考えてください。
長期契約になるとこの傾向が変わることもありますが、短期の契約であればあるほどヒューマンコミュニケーションスキルとビジネスマナーが高評価に繋がりやすいことは、念頭に置いておくべきでしょう。
ここでの高評価は、契約の継続や次の仕事探しでの好条件に結びつきます。
企業が派遣社員に最も心配するのは、社内の機密事項漏洩です。
そのため、派遣期間中及び派遣終了後に関する『派遣先で知り得た情報の守秘義務』を課す契約を交わします。
また、近年施行された個人情報保護法で企業に課せられた監督義務には、派遣社員による漏洩についても含まれています。
特に、大々的に報道された大手プロバイダーや通販業者の顧客情報漏洩事件ではいずれも派遣社員が関係していたこともあり、企業の警戒心が高まっています。
もし機密漏洩に関しての企業の体制が万全ではなかったとしても、不要なトラブルを招かないようにあなた自身で注意するようにしましょう。
特に酒席での会話や仕事の持ち帰りなどは機密漏洩を起こしやすく、要注意です。
派遣社員だから正社員とは違うという考え方は、ある意味正しく、ある意味間違っています。
残念ながら企業の中で派遣社員を正社員よりも低く見る風潮があることは事実ですが、それでやる気を無くしてしまったら損をするのはあなたです。
・派遣だから辞めたいときにすぐ辞めていい
・派遣だから仕事は手を抜いてもいい
・派遣だから職場にとけ込まなくていい
という考えが少しでもあるのなら、今すぐ捨て去りましょう。
派遣だからこそ、正社員よりも模範的な働きをするべきであり、それが契約終了後の高い評価と次の仕事に繋がると心得ましょう。
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